津和野町
津和野町は島根県の西端にあり「山陰の小京都」と称される町です。
地元出身の文豪森鴎外の記念館やわが国初めて西洋哲学を紹介した西周の旧居、日本五大稲荷の一つ太皷谷稲荷神社等のある歴史の街です。
一方で、豊かな森林やダムのない日本唯一の一級河川・高津川等の自然にも恵まれれており、こうした環境の中で生産されるわさびや山菜、栗、サトイモ等の農産物は高い評価を得ています。
高津川は2007年、2008年と2年連続で国土交通省の一級河川調査で全国一と認定された誇りであり、鮎やツガニ等の川の幸の宝庫となっています。
(津和野町HPより)
源氏巻

津和野のお土産と言えばまず浮かぶ「源氏巻(げんじまき」。
こしあんをしっとりカステラ生地で巻いた、長細いお饅頭で、その昔、津和野藩の家老が吉良上野介に送った、小判形の菓子が始まりと言われます。
長細いままかじっても良いですし、食べやすい大きさに切り分けても良いですよ。
程よい甘さとしっとりした食感が自慢です。あんことカステラ生地の上品な甘さは、お茶うけにオススメです。
うずめ飯

一見、出汁をかけてわさびをそえたお茶漬けのように見えるが、ごはんの下には小さく刻んだタイや野菜が隠れています。
この食べ方の起源についてはさまざまな説が残っています。たとえば、質素倹約を強いられた江戸時代に贅沢しているのを悟られないため、具材が粗末で他人に見られるのが恥ずかしかったため、などが挙げられています。。
提供するときや食べるときは伏し目がちにする、といった習わしも伝わっています。
(農林水産省HPより)
藩校養老館

藩校養老館は、津和野藩主亀井氏8代矩賢が、天明6年(1786)、「下中島堀内」(現在の津和野小学校裏付近)に創設した津和野藩の藩校です。創設当初は儒学を主として漢学、医学、礼学、数学、兵学などの学科が設けられていました。その後、11代茲監は嘉永2年(1849)に新たに国学や蘭医学を設け、規模を拡大するともに人材育成に力を入れました。
(津和野町HPより)
鷲原八幡宮

鎌倉時代、城の守護神として城山の南西麓に創建された八幡宮。
鎌倉の鶴岡八幡宮のものを模したという流鏑馬(やぶさめ)馬場が当時の原型をとどめています。
これは流鏑馬の馬場としては日本で唯一現存するものとされています。
周辺は鷲原公園として桜の名所としても知られているところ。
SLやまぐち号

日本国有鉄道(国鉄)→JRグループの蒸気機関車(SL)の牽引により運行される動態保存列車の緒ともいえる列車である。国鉄でのSLによる定期旅客列車の運行が終了した1975年(昭和50年)12月14日から3年8か月後の1979年(昭和54年)8月1日に運行を開始した。
運行開始当初の時刻表では列車名は単に「やまぐち」とのみ表記されていたが、2001年(平成13年)以降の時刻表では、「SL」および「号」まで列車名に含めた「SLやまぐち号」の表記となった。